「『粗食』のパワー【日本人と食生活 人力車の実験】」コラム

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コラム

『粗食』のパワー【日本人と食生活 人力車の実験】

『粗食』のパワー【日本人と食生活 人力車の実験】

 

 

 

 

 

 

 

 

日本人が日本人らしい生活習慣を取り戻すこと

それが日本人にとって健康になる近道である

 

このことはコラムでも再三書いてきました

 

見直すべきもの一つとして

戦後、大きく変わった食生活があります

 

最近、言われるようになっているのが牛乳や乳製品です

給食でもパンと牛乳は当たり前に出てきます

 

しかし、これらが食べられるようになったのは

ごく最近のことなのです

 

 

牛乳や乳製品、そのほか肉類を含めた動物性食品が

日常的に食べるようになったのは戦後になってからです。

厚生労働省の調査によると

戦後の50年間で動物性食品の摂取量は

約4倍にも増えています

 

同時にガンや生活習慣病、肥満、アレルギー疾患などに

悩まされている人が急増していることと、

乳製品をふんだんに使い、肉類を油で炒めたり、

衣をつけて揚げたりする欧米型の食生活をするように

なったことと無関係ではありません

 

昔の日本人は現代の人たちとは比べものにならないくらいの

生命力にあふれていたと言われています

 

明治時代初期に来日したドイツ人医師、エルヴィン・ベルツ博士は

その日記の中でこのようなことを書き残しています

 

ベルツ博士が東京から100キロ以上離れた日光に旅した際に、

ベルツ博士は馬を6回乗り替え、14時間かけてたどり着いたのに対し、

人力車を利用した同行者は車夫を一度も交代することなく、

わずか30分遅れただけで、到着したのです

 

そのことに驚いた博士は人力車夫の食事を調べると

「玄米のおにぎりと梅干し」

「味噌大根の千切り」

「たくあん」といったものだったのです

 

日常生活でもコメや大麦、じゃがいも、粟、百合根などの粗食そのもの。

動物性食品はほとんど食べていなかったのです

 

そこで、ベルツ博士は当時最新と信じられていた

ドイツ式の栄養学を採り入れればさらに力が出るのでは?

と考えて、実験したのでした

 

20代の車夫を2人雇い、

片方には従来の玄米おにぎり中心の食事を、

もう片方には牛肉の肉料理を食べさせて、

80キロの人力車を40キロ走らせる実験を行いました

 

その結果どうなったかというと、

玄米おにぎりを食べた車夫が3週間走り続けられたのに対し、

肉料理を食べた車夫は疲労が激しく、3日でダウンしてしまったそうです

 

このような「粗食」のパワーを物語るようなエピソードは

実は沢山あります

 

私たちが当たり前のように信じ食しているもの

一度しっかりと見直ししてみる必要があります

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