「エネルギーを生む2つの体内システム」コラム

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コラム

エネルギーを生む2つの体内システム

エネルギーを生む2つの体内システム

人間の体にはエネルギーを生み出す2つのシステム、無酸素でエネルギーを生む解糖系と、酸素を燃焼させてエネルギーを生むミトコンドリア系の2つがあります。

 

解糖系は短距離走のような素早い動作を行う際に使われます。

 

全速力で走ると、息を止めた無酸素運動になります。

 

この時使っているのが解糖系ですが、全力疾走は長い時間続けられませんよね。

 

疲労物質である乳酸などが作られすぐに溜まってしまうからです。

 

持久力が必要になる時には解糖系からミトコンドリア系のエネルギー産生に切り替わるのです。

 

 

私たちの身体はこの2つのシステムを状況に応じて使い分けています。

 

しかし、私たちの身体がある病気に蝕まれる時、その細胞内ではこのバランスが崩れ、解糖系優位になってしまいます。

 

そのある病気とは・・・。

 

 

ガンです。

 

これまでガンは細胞の増殖をコントロールする遺伝子の異常によって引き起こされると考えられていました。

 

しかし、最近の研究では違う見解が出てきています。

 

ガン細胞が最も活性化する体温というのが35℃と言われています。

 

ガン細胞が低体温・低酸素で増殖するということです。

 

つまり、解糖系のシステムはガン細胞の増殖の条件に一致するということです。

 

 

生物の進化の歴史では、解糖系を使う瞬発力が要求される場面というのは、敵に襲われ逃走するときなど、ごく一時的なものに限られ、長時間続くということはありません。

 

ところが、現代人は多くのストレスに囲まれた状態が長く続き、呼吸が浅く、低酸素・低体温が日常化してしまっています。

 

すると体の細胞がガン化してしまうのです。

 

住みにくい過酷な環境に細胞が適応しようとした結果、生まれるのがガン細胞とも言えるのです。

 

 

環境適応だという理解に基づけば細胞のガン化を防ぎ、増殖を抑えるための方法が見えてきます。

 

解糖系ではなく、ミトコンドリア系のエネルギー産生条件を体内に作り出すこと。

 

すなわち、無酸素運動のような全力疾走の生活スタイルから、ミトコンドリア系優位なゆとりのある生活スタイルへとシフトしていけば良いということなのです。

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