「ブレックファースト」コラム

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コラム

ブレックファースト

ブレックファースト

近年の食習慣の変化は私たちの健康に見逃せないほどの影響を与えていますが、その大きな変化の一つが「朝食」です。

 

「朝食をしっかり食べなさい」

当たり前のように言われていますが、この習慣はごく最近のことなのです。

 

もともと、日本人はあまり朝食に重きをおくということをしてきていません。

太古の昔から日本人は朝食抜きの「一日二食」が基本でした。

朝食をとるとしても軽いものを少しです。

しかし昭和40年を過ぎた頃から「朝食をしっかり食べる」ということが、言われはじめ全国に急速に普及していったとされています。

 

ナチュラル・ハイジーンという、自然法則に則った人間の体の生理を24時間周期のリズムで考えた時に、午前4時から正午までは「排泄の時間」とされているからです。

 

睡眠中に汗をかき、起床しておしっことうんちをするという3大排泄行為によって、身体に蓄積した疲労物質や毒素、老廃物を体外に排出し浄化するのが持って生まれた生体の自然のリズムなのです。

 

睡眠中は休息と回復の時間ですから、朝の時間はまだ臓器も全開で働いているわけではありませんし、当然、消化吸収活動も落ちているのです。

 

このような状態にも関わらず、「朝食をしっかり取る」とどうなるでしょうか。

消化吸収機能が低下していますから、消化不良を起こすことになります。

また、人間の生命活動のなかでも消化吸収はエネルギーを大量消費するものですから、身体全体にエネルギーが回らず、疲労感が残ってしまうのです。

 

英語で朝食のことをブレックファストBreakfastと言いますが、もともとは宗教用語です。

「fast」とは断食の意味です。その断食をブレークする(=破る)ことが朝食なのです。

夜ご飯を食べたあとのミニ断食を破るのが朝食ですから、断食後の食事が重いものでは負担が大きすぎるのです。

 

戦後、高度経済成長とともにがんや高血圧などの生活習慣病が急増しましたが、その一因として考えられているのがこういった食生活の変化です。

当たり前だとされている生活習慣が、本当に身体にとって良いことなのか、自然に則ったものなのか、改めて考えてみる必要があります。

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